漢方への取り組み


漢方相談

自然の恵みである漢方薬を用いて、心や身体の不調を整えるお手伝いをさせていただきます。

中国伝統医学である中医学を用いて 体調や体質に合わせて、つらい症状に対処し、元気ときれいを提案します。

さまざまなストレスにさらされ、気づかないうちに心も体疲れています。病気ではないけれども何となく調子が悪いなど不調があるかたは是非ご相談ください。

中医学の先生によると 中医学は病気を治すのではなく 人を治しますという事だそうです。

この考え方は西洋医学にはありません。一人一人に必ず向き合います。パソコンを打ちながら、話を聞くという西洋医学の診察はありません。ハル調剤薬局ではこの考えを根底に一人一人と向き合っていきたいと考えています。


漢方相談の流れ

1.カウセリング

  今のお悩みや体の状態、生活習慣などを詳しくお伺いします。舌の状態を確認させていただきます。

  必要があれば 薬局にある機器で血流などを見させていただきます。相談料はいただいておりません。

 

2.ひとりひとりの体質にあった薬の選定

  カウセリング後、症状にあったお薬の服用方法を説明させていただきます。

  食生活や生活習慣等のアドバイスもさせていただきます。

 

3.お電話でお客様の安心サポート

  お薬をお渡しした後も、安心して続けることが出来るようにサポートします。

  何か気になることがあったら なんでもご質問ください。

 

  ご相談内容や個人情報は厳重に管理されますので ご安心ください。 

中医学とは

中医学とは、数千年という長い歴史に裏付けされた生理学、病理学、薬学などの理論と臨床経験に基づく中国の伝統医学です。

その特徴は「病気と人をみる医学」であるという点です。人間は臓器、器官のような部位の集まりとしてみるのではなく、それぞれが互いに関係しあい、まとまりをもった個体と考えます。一人一人の体質や発病原因と経過を分析する方法も特徴です。

何よりも病気になる前の未病(不調が続く病気の前の段階)から病気を進ませない、未病先防という考え方はこれからの時代に最も必要とされることだと思います。

中医学の3つの特徴

★整体観

人は自然の一部、気候や季節など自然の変化の影響を受け、かつ人も一つの自然である、内部で様々な部位が影響しあっ     ているという考え方です。

外部とのバランス、内部のバランス、どちらも重要視するバランス医学と言われます。

 

★弁証論治

診断と治療方法です。一人一人の体質や病気の原因、発病をのプロセスを分析し、それに基づく治療方法を選んで治療をします。オーダーメイド医学と言えます。

 

★未病先防

病気が発症する前の体調が悪い時に適切な食事や生活習慣を心掛け、適切な治療を行い。病気になるのを未然に防ぐという考え方です。

 

中医学の治療

中医学の治療は体全体の観察から始まります。全体症状から情報を集めます。集めた情報を分析し診断と証が導かれ、それにより処方が決まります。この方法を弁証論治と言います。

 

具体的には四診(望診、切診、脈診、聞診)で得られた情報をもとに、それぞれの物差しを使い分けながら 体内の陰陽、虚実、寒熱、五臓、気血津液の状態を見て正しい対処法を導きます。

 

同じ症状でもこの時に得られた情報により薬がまったく異なることもあります。